庭野会長 橿原神宮を参拝し西野権宮司と懇談

貴賓館で西野権宮司と懇談した庭野会長

庭野日鑛会長は9月28日、奈良・橿原(かしはら)市にある橿原神宮を参拝した。澤田晃成・立正佼成会総務部部長、中村浩士奈良教会長が同行した。

橿原神宮は、明治23年4月に官幣大社として創建された。神武天皇(神日本磐余彦火火出見天皇)と皇后の媛蹈韛五十鈴媛命が祀(まつ)られている。

庭野会長は正式参拝し、内拝殿で玉串を奉奠(ほうてん)した。長倉健一権禰宜から同神宮の由来について説明を受けた後、貴賓館で西野敬一権宮司と懇談した。

懇談の中で西野権宮司は、毎年2月11日に催される紀元祭に全国から4000人の参拝者があることや、来年の御鎮座130年の奉祝記念事業として4基の鳥居を修築している様子を紹介した。

また、西野権宮司が世界や社会が混沌(こんとん)とする中で宗教の役割が求められていると話し、前日に行われた「第16回奈良県宗教者フォーラム」など宗教者の協力に話題が及んだ。この中で、庭野会長は今年8月にドイツ・リンダウで行われた世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)の第10回世界大会に触れ、日本委員会の取り組みや、共に活動する諸宗教者の信頼の強さなどを語った。