佼成雅楽会 靖国神社「みたままつり」で舞楽奉納

「迦陵頻」を舞う童子たち

佼成雅楽会は7月15日、靖国神社(東京・千代田区)で開催された「みたままつり」(13~16日)で、舞楽を奉納した。

同まつりは、昭和22年に始まり、都心の夏の風物詩の一つとして親しまれている。今年も期間中には、境内に大小3万を超えるちょうちんや懸けぼんぼりが掲げられ、能楽堂では各種芸能の奉納行事が繰り広げられた。

15日午後6時、草花で飾った冠と極彩色の羽を身につけ、両手に銅拍子を持った童子4人が舞台に登場。雅楽の演奏に合わせ、「迦陵頻(かりょうびん)」の舞を披露した。この後、どう猛な表情の仮面をつけた舞人が「陵王(りょうおう)」を演じた。

舞人が「陵王」を演じた