ローマ教皇 トランプ大統領と金委員長の電撃会見に言及(海外通信・バチカン支局)

トランプ米大統領は6月30日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と南北軍事境界線のある板門店で会談し、現職の米大統領として初めて北朝鮮の地を踏んだ。

ローマ教皇フランシスコは同日、バチカン広場での正午の祈りの席上、朝鮮半島での両指導者の電撃会見に言及。「数時間前、朝鮮半島で出会いの文化の良い模範を見ることができた。この主人公たちに敬意を表す」と述べた。

また教皇は、「このような意義ある行動が、朝鮮半島の和平のみならず、全世界の平和のさらなる一歩となるように祈る」と話した。
(宮平宏・本紙バチカン支局長)