【会津教会】 教会発足60周年記念式典

立正佼成会会津教会は6月16日、教会道場で教会発足60周年記念式典を開催し、968人が参加した。

オープニングで少年部員らのダンスが披露された後、花や灯明などを供える奉献の儀、読経供養に続き、女性会員(61)が体験説法。健康診断で大病の疑いを指摘されたのを機に人生を振り返り、家族やサンガ(教えの仲間)の思いやりなど、多くの支えによって生かされていることに気づき、感謝できた喜びを語った。

講話に立つ菊池参務

講話に立った菊池宏枝参務は、人間は「妄想」や「執着」によって苦を生み出していると説明。不都合なことも「自分に必要な縁」と受けとめて菩薩行を繰り返すことで、現象の中にある仏の慈悲に気づき、執着を手放せると説いた。

この後、来賓を代表して衆議院議員の菅家一郎氏、会津若松市の室井照平市長が祝辞を述べた。