【西条教会】 教会発足60周年記念式典
立正佼成会西条教会は6月2日、愛媛・西条市総合文化会館で教会発足60周年記念式典を開催し、879人が参加した。
奉献の儀、読経供養に続き、女子高校生(16)と主任(59)が体験説法を行った。この中で女子高校生は、高校の友人の愚痴を聞くことに疲れを感じ始めたが、三法印と縁起観を学び、友人は苦しい思いを打ち明けてくれていたと受け取れるようになった体験を発表。友人の相談に乗るなど、相手の思いをくんで行動できるようになった喜びを語った。
講話に立った椎名啓至参務は、体験説法に触れながら「一念三千」について解説。自分の見方が変わることで、周囲との関係性が変化すると語り、教えを生かす大切さをかみしめた。第2部では、尼僧で落語家の露の団姫(まるこ)氏が公演。青年部員がマトイを披露した。