【三鷹教会】 教会発足60周年記念式典

立正佼成会三鷹教会の発足60周年記念式典が5月12日、教会道場で催され、824人が参加した。

青年部代表54人による奉献の儀、読経供養に続き、女性会員(79)、青年女子部長(36)が体験説法を行った。この中で女性会員は、夫や次女を亡くし、サンガ(教えの仲間)の支えと教えによるものの見方、考え方を学ぶことで、自分を心配する子供たちの思いに気づけた体験を発表。亡き家族に感謝しつつ、サンガと共に大安心(だいあんじん)の道を歩める現在の心境を語った。

講話に立つ中村常務理事

講話に立った中村憲一郎常務理事は、人生は苦に満ちているが、それは「自分を向上させるご縁でもある」と解説。「法華経観によって苦を乗り越えた経験を、人さまの幸せに生かすことで、仏さまへの『ご恩返し』にしていきたいものです」と述べた。