佼成ウインド 『マーチで大作戦!』テーマに吹奏楽大作戦2019 東京芸術劇場で

市民も参加できる、東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)の演奏会「吹奏楽大作戦2019」が4月7日、東京・豊島区にある東京芸術劇場で行われ、約1000人が来場した。

今回のテーマは『マーチで大作戦!』。往年の名曲から今年度の吹奏楽コンクールの課題曲まで、新旧を織り交ぜた全11曲が披露された。

「指揮者コース」では公募から抽選で2人の市民が選ばれ、それぞれ「ワシントン・ポスト」と「行進曲『春』」の指揮を体験、「体感コース」では、約40人が好きな楽器の傍らに着席し、団員の演奏技術に魅了された。

また、「演奏コース」では、抽選で選ばれた60人の楽器経験者があらかじめ2日間の講義を受け、当日は団員と共に「行進曲『威風堂々』第1番」を演奏した。

鳴りやまない拍手に応えてのアンコール曲「ラデツキー行進曲」では、指揮者の大井剛史氏から「今年は『手拍子コース』をやりたいと思います。ぜひ、指揮者と一緒に手拍子をお願いします」とのアナウンスがあり、観客は手拍子で盛り上げた。

演奏会終了後には「指揮者コース」、「演奏コース」の参加者と団員との交流会も行われた。