WCRP/RfP日本委気候変動タスクフォースが第2回植樹祭

昨年に引き続き行われた第2回植樹祭。コナラやヤマザクラなどの苗木約90本が植えられた

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会気候変動タスクフォースによる「第2回植樹祭」が2月23日、埼玉・所沢市の「WCRPいのちの森」で開催された。立正佼成会を含む加盟教団から約100人が参加した。

同タスクフォースでは一昨年、青少年の環境保全に対する意識を高めるために「いのちの森プロジェクト」をスタート。「堀口天満天神社周辺緑地を守る会」の協力を得て、狭山丘陵内にある約1万平方メートルの土地を借り受け、「WCRPいのちの森」と命名し、植樹活動を行ってきた。

当日は、同タスクフォース責任者の薗田稔秩父神社宮司が開会あいさつ。人間を含む動物は大自然の恵みにより生きているとし、「木を植えて森を造ることは、さまざまな動植物を育む『いのちの根本』とも言える地球を守ることにつながる」と述べた。次いで、同守る会の中村明代表があいさつした。

この後、参加者はコナラやヤマザクラなど5種類の苗木約90本を植樹。一つ一つの苗木を丁寧に植えて生育を祈った。

きょうだいで参加した一燈園の会員(8)は、「妹と一緒に3本の木を植えました。みんな大きく育ってほしい」と語った。立正佼成会練馬教会の女性会員(30)は、「昨年5月に生まれた甥(おい)の姿を苗木に重ね合わせ、互いの成長を願って植樹しました。この活動が自然環境を守る一助になったらうれしい」と話した。