カンボジア仏教研究所では蔵書の新たな管理システムが導入された

貧困の根本的な解消を目的とする「教育・人材育成」分野では、カンボジア内戦で壊滅的な被害を受けた仏教研究の復興事業に拠出。仏教研究所の修繕や図書管理システムの改善などを支援した。

「緊急救援・復興支援」分野では、ミャンマーからバングラデシュに逃れたロヒンギャ難民への支援活動を行っている本会バングラデシュ教会へ２００万円を寄託。難民キャンプで毛布や食料の配付が行われた。この支援は、昨年８月に発生したロヒンギャ武装勢力とミャンマー国軍との衝突により、膨大な数の住民が隣国のバングラデシュへ避難したことに対応したもの。

ロヒンギャ難民に毛布を支援（写真提供＝本会バングラデシュ教会）

このほか、「親子で取り組むゆめポッケ」で寄せられたゆめポッケ２万３２３７個の海外輸送や、東日本大震災からの復興に取り組む団体の支援、一食地域貢献プロジェクトなどの取り組みに浄財が活用された。