佼成学園野球部 秋季都大会準優勝

「平成29年度秋季東京都高等学校野球大会」に出場した佼成学園高校野球部は、50年ぶりに決勝進出を果たし、11月5日の決勝戦で日本大学第三高校(日大三高)に敗れ、準優勝の成績を収めた。

4日に明治神宮球場で行われた準決勝では、国士舘高校と対戦。2回表、先頭打者にセンターオーバーの三塁打を打たれ、これをきっかけに1点の先制を許した。しかし、佼成学園はこの裏、5番打者の斉藤功大選手、7番の江原秀星選手の安打、9番の岡田舜選手の四球で二死満塁とし、1番の笹渕勇武選手が右中間を破る走者一掃の三塁打を放ち3点を挙げる。投げては先発左腕の中村陸人投手が緩急を生かし、5回途中まで粘りの投球を見せた。その後は引き継いだ右腕エースの青木翼投手が、そのまま1点差を守り切って3対2で勝利した。昭和42年以来、50年ぶりに同大会決勝の舞台に進んだ。

この日は、佼成学園中学・高等学校の生徒をはじめ、野球部員の保護者や学校OBら約500人が球場に集い、ナインに熱い声援を送った。

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