東京佼成ウインドが文化庁の事業に参画 小・中学生と共演
東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)の演奏者46人と指揮者・堀俊輔氏が10月17日、福井・敦賀市立敦賀南小学校を訪れ、全校児童349人を前に演奏した。
今回の訪問は、文化庁が実施している「文化芸術による子供の育成事業」の一環。同事業は、小・中学生に一流の文化芸術の鑑賞・体験の機会を提供し、子供たちの発想力やコミュニケーション能力を養うとともに、文化芸術の創造につなげることを目的とする。劇団や楽団、日本文化を披露する団体が小・中学校で公演する事業だ。
今年、TKWOは、敦賀南小学校をはじめ、新潟、富山、石川、福井、京都各府県にある10の小・中学校で演奏会を予定している。
当日は、子供たちに音楽を身近に感じてもらうため、楽器の紹介や木管、金管楽器の特色を生かした演奏を行い、ウインドオーケストラならではの壮大なスケールを表現した曲などが披露された。楽器を弾く姿をまねる児童や、じっと見つめ耳を傾ける児童など、子供たちは目の前で、美しいハーモニーを奏でるウインドオーケストラに興味津々だった。
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