WCRP/RfP日本委 第23回理事会を大本本部で開催
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会は9月28日、京都・亀岡市にある大本本部の大本みろく会館で「第23回理事会」を開催し、杉谷義純理事長(妙法院門跡門主、天台宗宗機顧問会会長)はじめ理事14人が出席した。立正佼成会から同理事の川端健之理事長が参加した。
理事会の審議では、ウィリアム・ベンドレイ同国際委員会事務総長、アジア宗教者平和会議(ACRP)の根本信博事務総長が連名で、各国委員会に協力を求めた共同緊急アピール『RfPによるロヒンギャ難民に対する救命人道支援』について議論され、同日本委で緊急勧募を実施することが決定された。また、2020年に東京で開催される「第9回ACRP大会」や、「平成29年度新春学習会」「日本委員会人事」の内容を確認した。
次いで報告事項に移り、8月に中国で行われた「第1回日中宗教指導者交流」のほか、各タスクフォースや常設機関の活動が説明された。この中で、「難民問題タスクフォース」からは、国連が推奨する「TOGETHERキャンペーン」に賛同し、難民や移民と共生して多様性を尊重する社会づくりに貢献していくことが報告された。
この後、川端理事長が発言に立ち、緊迫する北朝鮮情勢について、同日本委としての対応を協議していくことを提案した。