カンボジアの女性たちが育てたハーブがハーブティーに! JVCと一食平和基金の取り組みから

立正佼成会一食(いちじき)平和基金は2017年から昨年まで、「一食を捧げる運動」の浄財から毎年300万円を日本国際ボランティアセンター(JVC)に助成し、カンボジアにおける「農村再生プロジェクト」に取り組んできました。

カンボジアの農村地域では、乾季の水の確保が重要で、それによって食糧生産が大きく左右されます。そこで、同プロジェクトではため池づくりをはじめ、村人が取り組みやすい家庭菜園や食品加工の研修を実施。少ない水でも生育が良い作物の知識や、雨季にもタイヤやペットボトルを使ってできるプランター栽培の技術を提供してきました。

現在、同プロジェクトに参加した女性たちが、研修で学んだ技術を生かし、ため池の周りでハーブ栽培を進めています。さらに、収穫したハーブを市場に卸せるまでになり、現金収入につながっています。

こうした成果を受け、プロジェクトは今年の3月で終了し、今後は現地の女性たちが主体となり、研修で学んだ知識や技術を生かしてハーブや野菜の栽培を行っていきます。

プロジェクトの成果の一つとして、女性たちが栽培したハーブを原料に作られたハーブティーが、日本でも購入できるようになりました。

オンラインストアでは、代謝アップやデトックス、アンチエイジング、リラックスなど効能別に9種類のハーブティーが販売されています。

ハーブティーの購入はこちら https://shop.cam-bp.com/collections/all

ハーブは「天然のくすり」とも言われ、ハーブを乾燥させて煮出したハーブティーには心身のリラックス効果があります。温かいハーブティーを飲んで代謝や免疫力を上げて、ウイルスに負けない体をつくりましょう!

また、JVCでは、現地とオンラインで結んで、カンボジア農村部での活動の様子や現地の人々の暮らし、ハーブティーを作る工程などを学ぶ「ピース・イン・ツアー」を開催します。

ツアーの詳細はこちら https://www.pitt.jp/tours/detail.php?tour_code=STP-ONLINE8