立正佼成会 庭野日鑛会長 6月の法話から

6月に大聖堂で行われた式典から、庭野日鑛会長の法話を抜粋しました。(文責在編集部)

子どもの教育こそ大事

私は、今年の信行方針の中で、幼少年・青年達の人格形成に真剣に務めたいと申し上げています。幼少年の教育こそが大事であり、国の政治にしても、経済にしても、そのためにこそ存在するものであると教えて頂いています。

教育というと、すぐに学校教育を考えてしまいます。しかし、子どもの教育の責任者は両親です。親が責任を持って、家庭での教育、躾(しつけ)をして、その上で、学校で教育して頂く。あくまでも子どもの教育の責任者は両親である。そのことをしっかりと心がけていかなければなりません。
(6月15日)

いくつになっても人のために

人間は、定年後などに家庭でじっとしていると、退屈する人もいるそうです。

退屈するのには、エネルギーがとてもたくさん必要なのだそうです。退屈するよりは、働いている時の方が、体が元気になる。反対のようですが、退屈した時が一番、体を悪くしてしまうようです。

ですから、年を取ると、じっとして何もしない方がいいと思いがちですけれども、私たちは年を取ってからも、少しでもいいから人のために働くことが大事になります。

そんな意味で、私もこうして毎月、ご命日には(聖壇に)立たせて頂いて、皆さまにお話をさせて頂いています。

私たちの体を構成している細胞は、日々更新されて、新しくなっています。老化していても、生きている以上、肉体は毎日新しく生まれ変わっているのだそうです。それなのに心は退屈して何も変わらないのでは、よくありません。いろいろなことを学んだり、見たり、聞いたりして、毎日しっかりと心を磨いていくことが大切です。
(6月15日)

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