唯仏与仏(85) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

ご命日に会員さんの体験説法を聞いていても、離婚寸前までいった話がよくあります。けれども、そういう場合も夫婦のどちらかが、相手の気持ちを酌(く)みとろうと努力するなかで、二人のあいだにあたたかな気持ちの通い合いがとりもどせて、前にもまして幸せな家庭になれたという体験が多いようです。

これも、結局は「自分が変われば相手が変わる」ということなのですが、自分が下がって相手を立てることができれば、そこに円満な関係が生まれてくるのです。

(『庭野日敬平成法話集2 我汝を軽しめず』の一節を抜粋して掲載します。今回は同書229ページから)

※『庭野日敬平成法話選集2 我汝を軽しめず』について
佼成出版社ウェブサイト https://www.kosei-shuppan.co.jp/book/b511184.html