本会が「ウクライナ緊急募金」を再開 厳しい冬を越す人々を支援

困難な状況に置かれたウクライナの人々が、東ヨーロッパの厳しい冬を越すための支援を目的に、立正佼成会はこのほど、「ウクライナ緊急募金」の再開を決定した。

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共生へ――現代に伝える神道のこころ(21) 写真・文 藤本頼生(國學院大學神道文化学部教授)

神紋は個々の神社や御祭神を示すシンボルでもあり、神社の歴史や由緒の一部

小生はいわゆる掃苔家(そうたいか)、“墓マイラー”ではないが、時折、各地の墓苑に赴いて調査を行うことがある。近年の墓苑では、墓石の表面に「〇〇家之墓」といった名称がなく、「倶会一処(くえいっしょ)」といった仏教にちなむ言葉をはじめ、花や楽譜、その人が好んだ文章や四字熟語、あるいは生前の事績が記されるなど、さまざまな形式の墓標が見られる。現代社会における墓は、かつてのような均一的なものでなく、多様な墓の在り方が共存しているのだ。

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立正佼成会 庭野日鑛会長 10月の法話から

10月に大聖堂で行われた式典から、庭野日鑛会長の法話を抜粋しました。(文責在編集部)

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えっ、これも仏教語!?(68) 【ないしょう】内証

もともとは、「自内証」ともいわれ、「自己の心の内に真理を証(さと)ること」、もしくは「他人には説明できない内心の証り」をいいました。

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バチカンから見た世界(130) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

「人類の友愛に関する文書」を指標に戦争の荒海を航海しよう――教皇

バーレーン王室が11月3、4の両日に同国で開催した「対話のためのバーレーン・フォーラム――東洋と西洋の人類共存のために」でスピーチしたイスラーム・スンニ派最高権威機関「アズハル」(エジプト・カイロ)のアハメド・タイエブ総長は、同フォーラムが「21世紀に生きる人類の男女が、『苦い果実』をかみしめている時に開催された」とコメントした。同総長の指摘する“苦い果実”とは、「戦争、流血、破壊、貧困、孤児、夫を亡くした女性、移民、避難、未知の未来と、想像もできない暗黒に対する恐怖」などだ。これらは、「市場経済、富の独占、貪欲、消費主義、第三世界諸国に向けた殺戮(さつりく)に使われる重兵器の輸出に加え、宗教や宗派、民族の違いによる紛争の拡大、暴動や紛争の扇動、安定した国家の不安定化」などの犠牲者なのだという。

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