沖縄宗教者の会 沖縄平和祈念堂で「第27回祈りと平和の集い」 戦争犠牲者に慰霊の誠を捧ぐ
『沖縄から世界へひろげよう 平和の祈り』をスローガンに、「第27回祈りと平和の集い」が8月15日、糸満市摩文仁の沖縄平和祈念堂で開かれた。主催は、立正佼成会沖縄教会が所属する「沖縄宗教者の会」。同教会会員を含む加盟14教団の信者、来賓、市民ら約400人が参列し、本会本部から、柳田季巳江総務部次長が出席した。
集いでは、金光教那覇教会の林雅信教会長の開会あいさつに続き、日本聖公会の儀礼儀式により、「平和への祈り」が奏上された。次いで沖縄県神社庁の渡慶次馨庁長の号令で参集者全員で黙とうを捧げた。
この後、学生代表3人による「誓いのことば」、翁長雄志同県知事のメッセージ披露、来賓あいさつ、代表者献花などが行われ、沖縄戦犠牲者ならびに南方海域で亡くなった全ての戦没者に対し、慰霊の誠を捧げた。