伊勢神宮を正式参拝 熊野理事長

立正佼成会の熊野隆規理事長は5月17、18の両日、三重県伊勢市の伊勢神宮に参拝した。齊藤佳佑教務部長、土橋成江松阪教会長が同行した。

17日午前、熊野理事長は神宮司庁で齊藤郁雄少宮司と懇談した。この中で齊藤少宮司は、令和7年から9年かけて行われる第63回神宮式年遷宮の各種行事について紹介。社殿などの建材に用いられる木材(御用材)の育成や伐採に関する技法のほか、伝統技術を継承する難しさとその重要性が話題に上った。

午後には神宮司庁広報室の音羽悟・神宮参事、上部真稔・神宮宮掌の案内で豊受大神宮(外宮)へ向かい、正宮の内玉垣で豊受大御神に参拝。その後、式年遷宮記念せんぐう館などを見学した。

翌18日には、皇大神宮(内宮)に向かい、正宮で天照大御神に御垣内参拝した後、神楽殿で特別大々神楽を奉納した。

なお、この日、松阪教会の青年部員らが、「青年の日」の取り組みとして、伊勢神宮門前の「おかげ横丁」でユニセフ募金を行っていた。熊野理事長は参拝後、募金場所に立ち寄り、励ましの声をかけた。