天台宗の細野新宗務総長が本会を訪問 熊野理事長と懇談
天台宗(総本山・比叡山延暦寺、滋賀・大津市)の宗務総長に就任した細野舜海師(千葉・観明寺住職)が昨年12月18日、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、大聖堂の応接室で熊野隆規理事長と懇談した。新内局の坂本圭司総務部長、四竃亮真法人部長、大角実豊財務部長、村田庸田教学部長、荒樋勝善・一隅を照らす運動総本部長らが同行。本会から橋本雅史常務理事、和田惠久巳総務部長、榎本光良時務部長、佐原透修総務部次長(渉外グループ)が同席した。
細野師は阿部昌宏前宗務総長の任期満了に伴う宗務総長選挙で就任が決まった。宗務総長の任期は2028年11月16日までの4年間。
懇談では、細野宗務総長が新任の挨拶。これを受け、熊野理事長が歓迎挨拶に立ち、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)などの活動を通じ、世界平和、社会貢献を目指して行動を共にできることが「本当に有り難い」と語った。
懇談ではこのほか、細野宗務総長が以前、本会本部を訪れ、大聖堂の式典で会員による体験説法に耳を傾けた経験を述懐。また、2016年から続く比叡山延暦寺の総本堂・根本中堂(国宝)の大規模改修が話題となり、修復作業と並行して専門家による調査・研究が進められていることなどを説明した。