新宗連が第32期第5回理事会 宗教2世問題を考える学習会を開催
新日本宗教団体連合会(新宗連)の「第32期第5回理事会」が10月11日、東京・渋谷区の新宗連会館を会場にオンラインで開催された。理事、監事、オブザーバーら40人が参加。立正佼成会から國富敬二理事長(新宗連監事)が出席した。
議事は石倉寿一新宗連理事長(大慧會教団会長)を議長に進行。来年度の事業大綱案、行事予定などが審議され、全ての議案が承認された。次いで、新宗連本部、各委員会・機関などによる今年度の活動報告が行われた。
理事会の後には、「宗教2世問題」に関する学習会が行われた。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)による金銭トラブルや霊感商法といった一連の問題に端を発し、新宗教に厳しいまなざしが向けられている社会情勢を踏まえたもの。宗教社会学者で上越教育大学大学院学校教育研究科准教授の塚田穂高氏が講演した。