松本、下関の両教会で周年記念式典
松本教会
立正佼成会松本教会は昨年に発足60周年を迎え、5月30日、教会道場で記念式典を開催した。式典の模様は、動画共有サイトを通じて会員にライブ配信された。
式典では、堀内千惠子教会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。続いて、支部長(53)が体験説法。家族関係に悩んで入会し、サンガの支えの中で自らの自己中心的な見方、考え方に気づき、家族に感謝を伝えて円満な家庭を築けた体験を発表した。現在、支部長としてサンガ(教えの仲間)の明るく優しい姿をたたえて触れ合いを重ねていると語った。
講話に立った秀島康郎中部教区長は、人生は自らの行動の積み重ねで決まると説明。「諸行無常」「諸法無我」の真理を認識し、日常生活で教えを実践することで、人を責めず、感謝の心で毎日を過ごせると述べた。
下関教会
立正佼成会下関教会は昨年、発足60周年を迎え、5月30日に教会道場で記念式典を行った。会員たちはウェブ会議システムを使って、式典の模様を視聴した。
当日は、糸谷典也教会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。功労者表彰に続き、映像作品「発足60周年この1年の歩み」を配信。赤間神宮の水野大直宮司による祝辞(動画)が披露された後、女性会員(48)が体験説法に立ち、義母から継承した教えを基に精進することを誓った。
次いで、東靖憲西日本教区長の講話(動画)を配信。東教区長は、地域社会が「浄土」となるようにと説いた庭野会長の法話に触れ、「地域の人と共に幸せになることが大切です。さらなる熱を持って、この地を常寂光土にしていきましょう」と会員を激励した。