「第37回庭野平和賞」贈呈式開催決定 韓国と日本をオンラインで結び
公益財団法人・庭野平和財団(庭野日鑛名誉会長、庭野浩士理事長)はこのほど、「第37回庭野平和賞」贈呈式を10月26日にオンラインで開催することを発表した。
当初、贈呈式は6月3日に国際文化会館(東京・港区)で開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期され、実施のあり方が検討されていた。
「第37回庭野平和賞」の受賞者は、韓国の在家仏教教団「浄土会」の創立者である法輪(ポンニュン)師(67)。法輪師は、「慈悲の実践を通じて世界全体の幸福に貢献する」との理念を基に、朝鮮半島の和平実現に尽くすほか、国内外で人道支援や福祉活動、環境保全に取り組んでいる。
贈呈式は、韓国と日本をウェブ会議システムで結んで開催され、正賞・副賞の贈呈後、受賞者による記念講演が行われる。