WCRP/RfP日本委 ライブ配信『祈りをつなぐ水曜日』終了 最終回で植松理事長があいさつ

6月24日に行われた「祈り」(ウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」の画面から)

毎週水曜日に世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会が開催していた『祈りをつなぐ水曜日 WCRP Interfaith Prayer』と題したライブ配信が6月24日の第12回で終了した。

同配信は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行に対する宗教者による行動として4月8日から12週間にわたって行われ、危機の早期終息を願い、25人の宗教者が登場し、視聴者と共に祈りを捧げた。アカウントの登録者数は467人に上り、延べ約1000人が視聴した。

最終回となった24日の配信では、同日本委の植松誠理事長(日本聖公会首座主教)が札幌からウェブ会議システムを使って祈りの場に臨んだ。

植松理事長は、同感染症の拡大により、宗教者は今まで以上に生と死、いのちの重さについて考えさせられていると指摘。多くの人が不安や恐怖を感じながら日々を過ごす現状に対し、「生も死も、すべて神の御手にあることを見つめながら、人々に寄り添っていきたい」と述べた上で、キリスト教の儀礼により祈りを捧げた。

この後、同日本委の篠原祥哲事務局長がこれまでの取り組みに触れながら、行動を共にした視聴者に謝意を表明。今後は、動画投稿サイト「YouTube」の公式チャンネル(https://www.youtube.com/channel/UChReYhOHflpxiJYrub6Bbqg)で、7月からWCRP/RfP創設50周年を記念する特別動画や同日本委の活動を紹介する映像を配信することを報告した。

なお、これまでの配信映像もYouTubeで視聴できる。