WCRP/RfP日本委「第32回理事会」 創設50周年式典の延期を決議 第9回ACRP大会も延期提案へ
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「第32回理事会」が6月8日に行われた。新型コロナウイルスの感染防止のため、今回は一堂に会することを避け、書面による意思表示によって決議がなされた。植松誠理事長(日本聖公会首座主教)をはじめ、同日本委理事を務める立正佼成会の庭野光祥次代会長、國富敬二理事長、中村憲一郎参務(京都教会長)を含む理事29人が書面で出席した。
今回の審議事項は「日本委員会人事」「2019年度事業報告」「2019年度決算報告」「新型コロナウイルスの影響による2020年度事業計画の変更」で、全てが承認された。
2020年度事業計画の主な変更として、11月24日に京都市の国立京都国際会館で開催予定だったWCRP/RfP創設50周年記念式典の延期を決議。さらに、10月に東京で行われる第9回アジア宗教者平和会議(ACRP)大会についても、受け入れ委員会として開催の延期をACRPの関連会議に提案することに決めた。
また、同感染症の流行に対して4月から取り組んでいる、社会的弱者の支援団体へのマスク配布プロジェクトや、オンライン上での祈りの集い「祈りをつなぐ水曜日 WCRP Interfaith Prayer」などの取り組みの継続を決定した。
このほか、特別事業部門(タスクフォース)、常設機関から活動状況や今後の予定が報告された。