【横手教会】 教会発足60周年記念式典
『救い救われの道60年 踏み出そう新たな一歩』をテーマに立正佼成会横手教会は10月27日、教会道場で教会発足60周年記念式典を開催し、756人が参加した。
花や灯明などを供える奉献の儀、読経供養に続き、体験説法を行った女性会員(56)は、娘に続いて夫を亡くして悲しみに暮れる中、教えによって自分が家族やサンガ(教えの仲間)に支えられていることに気づき、感謝できた体験を発表。今後は自分が悩みを抱える人とつながり、寄り添っていきたいと誓願した。
講話に立った馬場可隆奥羽支教区長は、『自己を進化してゆこう』と題する庭野日鑛会長の今年の『年頭法話』を引用し、信仰の功徳を人に伝える大切さを強調。「有り難いと思ったことを家庭や職場で口にすると、その場が明るくなり、周囲の人に力を与えていくのです」と述べた。