【下館教会】 教会発足60周年記念式典
5月19日、結城市民文化センターアクロス(茨城・結城市)で、立正佼成会下館教会の発足60周年記念式典「悦(よろこ)びの集い」が開催され、310人が参集した。
当日は、読経供養、功労者表彰に続き、女性会員(68)=主任=が体験説法。布教伝道に励んで家を空けることが多かった母親に対し、幼い頃から複雑な思いを抱いてきた。説法では、母親が布教に打ち込んだのは、人に尽くしつつ、自らを見つめ直してわが子のためになりたいという親心だったと気づき、感謝を深めた体験を語った。
講話に立った泉雅巳関東教区長は、「應當(まさ)に一心に 廣(ひろ)く此(こ)の經を説くべし 世世(せせ)に佛に値(あ)いたてまつりて 疾(と)く佛道を成(じょう)ぜん」という「妙法蓮華経常不軽菩薩品第二十」の一節を紹介。菩薩行に励むことで、真の幸せが約束されると強調した。