【諫早教会】 教会発足60周年記念式典
立正佼成会諫早教会の発足60周年記念式典が5月12日、長崎・大村市のシーハットおおむらで開催され、659人が参加した。
奉献の儀、読経供養に続き、青年男子部長(27)が体験説法を行った。高校でいじめを受けたが、同級生が自らもいじめの対象になることを恐れずに接してくれたことで、寄り添ってくれる人の尊さを感じた体験を発表。同級生の姿と、その後に学んだ教えを指針にし、人の役に立てる生き方を誓った。
講話に立った佐藤益弘西日本教区長は、人材育成の要点として庭野日敬開祖が上京する時に立てた「六つの誓い」を紹介。うそをつかず、力いっぱい働き、人が嫌がることを進んで行い、どんな出来事も神仏の思(おぼ)し召しと捉え、陰日向なく働いて、どんな仕事にも最善を尽くすことができる人を育てることが大切と述べた。