北米国際伝道センター サンアントニオ支部道場で入仏式

庭野会長を迎え、待望の入仏式。支部道場は、会員の喜びに満ちあふれた

10月28日(現地時間)、米国・テキサス州サンアントニオ市にある立正佼成会北米国際伝道センター(RKINA)サンアントニオ支部道場で、入仏式が挙行された。庭野日鑛会長が臨席。川端健之理事長、齋藤高市国際伝道部部長が同席し、サンアントニオ支部の会員、RKINA関係者ら約250人が参集した。

サンアントニオ市は、メキシコと国境を接する米国南部テキサス州の第二の都市で、人口の約6割をヒスパニック系(スペイン語を母語とするラテンアメリカ系)住民が占める。

現地での布教伝道は1977年、ロサンゼルス教会ダラス連絡所の支援を受けてスタートした。82年に、会員の一人が自宅を同教会サンアントニオ連絡所として提供。93年には、サンアントニオ支部が発足した。95年に現地の法人格を取得し、市内バブコック通りに面した現在の支部道場の場所に拠点を移動。昨年4月からの道場の増改築により、120人を収容できる法座席が設けられ、このほど新たに本尊像が勧請されることになった。

入仏式では冒頭に「御本尊除幕の儀」が行われた。川端理事長を導師に読経供養。庭野会長が啓白文を奏上した。

建設経過報告では同支部法人理事長が、支部の草創期から日本語で、また英語で法を伝え、人心の救済に尽力してきた人々に感謝の意を表した上で、入仏式を迎えた喜びを語った。この後、日本語会員と英語会員の代表者が体験説法。教えと法の仲間との出あいを通して、自身や家族の尊さに気づき、周囲の人を大切にすることで幸せを取り戻した体験を発表した。

※「サンアントニオ支部道場入仏式」の詳報は、11月11日付「佼成新聞」(紙面版)をご覧ください

会員たちにより、庭の整備も着々と進む。サンアントニオ支部は、訪れる人を温かく包み込む