佼成学園女子高校ハンドボール部が、カナダの州選抜チームと国際交流試合
10月9日、佼成学園女子高校ハンドボール部は、来日したカナダ・アルバータ州選抜のユース代表チームと国際交流試合を行った。アルバータ州選抜チームは12日から福岡県で行われる「サニックスカップU-17国際ハンドボール交流大会2018」出場のため来日しており、今回の国際交流試合は、日本ハンドボール協会の要請によるものだ。同校で国際交流試合が実施されるのは、2005年、韓国の三陟(サムチョク)女子高校との試合以来、2カ国目となる。
アルバータ州選抜チームの選手13人は学校を見学した後、講堂で佼成学園女子と対戦した。序盤、佼成学園女子が10点連取し、流れをつかんで26対5で前半を終了。後半も相手チームのパスをカットして速攻から得点につなげ、44対12で試合を制した。
9月にキャプテンに就任した同校2年の畑山瑚々南選手(16)は、「練習でやってきたことを出し切ろうという挑戦の気持ちで試合に臨みました。相手の体格が大きくて最初は緊張しましたが、シュートを上からではなく横から打ってディフェンスをかわしたり、状況によってシュートの位置や狙う場所を瞬時に判断したりしなければいけなかったので、良い経験になりました」と試合を振り返った。
相手チームのキャプテンを務めるフェイス・グッドキーさん(18)=マキュアン大学=は、「全力で戦いましたが、いくら攻撃しても全部防がれてしまって、ディフェンスがとても強かった。ウオーミングアップ一つとっても、メニューがとてもうまく構成されていて、最初から最後までとても勉強になりました。日本一のチームと戦えて光栄です」と話した。
試合後には、親睦会が行われた。