【詳報】光祥次代会長 西日本豪雨の被災地へ 被災した会員を励まし、心通わせ
7月上旬、西日本を襲った記録的な豪雨。庭野光祥次代会長は7月23日から26日まで、これによって甚大な被害を受けた岡山、広島、愛媛3県にある6教会を訪れ、参集した計約1100人の会員を励ました。また、河川の氾濫や土砂に埋まった被災地域に向かい、会員宅や避難所を訪問して被害を受けた会員を見舞い、励ましの言葉を掛けた。東靖憲教務部部長が同行した。
光祥次代会長は23日、空路で岡山県入りし、倉敷教会(会員約140人が参集)を訪れた。翌24日からは尾道(80人)、呉(119人)、広島(378人)、北広島(183人)の各教会を訪問。瀬戸内海を渡り、26日には宇和島教会(200人)に足を運んだ。
今回の豪雨により、倉敷教会では、包括地域にあたる倉敷市真備町の堤防が決壊し、周辺地域に大きな災害をもたらした。教会道場周辺は冠水。会員宅でも床上・床下浸水の被害が発生した。尾道、呉の両教会では包括地域内で電気やガス、水道のライフラインが途絶え、復旧に時間を要した。
一方、宇和島教会では、包括地域内を流れる肱川水系が氾濫。大洲市や宇和島市吉田町、西予市野村町など広範囲で土砂崩れや浸水被害が発生した。各教会では教会役員らを中心に会員の状況確認に尽くし、不足する水や物資の支援が続けられた。近畿、山口、四国各支教区の教会も物資の搬送や炊き出しなどに努めた。