開祖記念館の公開講座 映画監督の千葉氏が講演
立正佼成会の開祖記念館による公開講座「出会いを語る」(全5回)の第5回が9月3日、法輪閣大ホール(東京・杉並区)で行われ、映画監督の千葉茂樹氏が講演した。同講座は、庭野日敬開祖の功績の顕彰が目的。東京西支教区の会員607人が参集した。
講演の中で千葉氏は、庭野開祖との出会いが機縁となり、後にマザー・テレサのドキュメンタリー映画を制作するに至った経緯を紹介した。
その上で、宗教協力を世界的な潮流にまで育て上げた庭野開祖の歩みと、インド東部コルカタの「死を待つ人々の家」で奉仕活動に徹したマザー・テレサの生き方に触れ、「お二人に共通するのは、他者を受け入れ尊敬する精神であり、他者への献身です。私たちも、開祖さまやマザーの意志を受け継ぎ、平和な社会の実現を目指してまいりましょう」と語った。