佼成学園女子高ハンドボール部インターハイ優勝! 4人が優秀選手に 監督、キャプテン喜びの声

「平成29年度全国高等学校総合体育大会ハンドボール競技大会兼高松宮記念杯第68回全日本高等学校ハンドボール選手権大会」(インターハイ)に東京都代表として出場した佼成学園女子高校ハンドボール部が8月10日、福島市の県営あづま総合体育館で行われた決勝戦で山口県代表の高水高校を下し、優勝した。インターハイでの優勝は3年ぶり3度目。春の全国選抜大会に続き、2冠を達成した。

春夏連覇を目指す佼成学園女子高は、1回戦から順当に勝ち進んだが、準決勝で岩手県代表の県立不来方高校に苦戦を強いられた。前半は3点差をつけて終了したものの、後半14分に逆転を許す。その後一進一退の攻防を繰り広げ、20対19と辛くも1点差で振り切った。

高水高との決勝では、序盤から積極的に攻撃を仕掛け、連続得点を重ねて相手を圧倒。前半を16対4で折り返し、後半も反撃の隙を与えず、31対17で勝利した。

試合後、優勝の喜びを分かち合う部員たち

決勝戦の後、石川浩和監督は、「春の大会終了後、チーム編成を新しくした。その結果、初めて全国大会に出場した選手がディフェンスなどで活躍してくれ、精神的にもチーム全体がたくましくなった。今日の試合は、攻撃もうまく機能し、理想的な試合運びができた」と振り返った。

須田希世子キャプテンは、「高水高校の選手が高度な個人技を発揮する前に、相手のスピードを止めてリズムを崩すことができたので、自分たちのペースに持ち込めました。秋の国体も優勝し3冠を達成したい」と語った。

今大会では、須田、田村瑠莉、金城ありさ、瀧川璃紗の4選手が優秀選手に選ばれた。