佼成学園女子高ハンドボール部 都予選を制しインターハイ出場決定

5月7日から6月18日まで行われた「平成29年度東京都高等学校総合体育大会兼全日本高等学校選手権大会都予選」で佼成学園女子高校ハンドボール部が優勝し、7月に福島県などで行われる「平成29年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)」への切符を手にした。インターハイへの出場は7年連続15回目となる。

都予選にシード校として出場した同校は、初戦の4回戦から決勝まで順調に勝ち進み、18日に東京・小金井市の中央大学附属高校体育館で白梅学園高校と対戦した。開始直後、相手チームに先制点を許すも、積極的な攻撃で点数を重ね、前半を13対7で終了。後半は相手を圧倒し、28対16で勝利した。

キャプテンの須田希世子選手(3年)は、「前半はプレッシャーと緊張がプレーに出てしまいましたが、後半は力を出し切ることができました。インターハイには東京都代表として出るので、2冠に向け、“負けない”という気持ちで臨みたい」と話した。チームの強みについて、部長の紅林詩乃選手(3年)は、「一人ひとり違った得意技を持っているので、全員が均等に点を取れるところだと思います」と語った。

また、このほど、8月20日からインドネシアで行われる「第7回女子ユース(U‐18)アジアハンドボール選手権」に出場する日本代表選手として、同校の阿部美幸選手(3年)、佐藤優花選手(2年)、橋口和佳奈選手(1年)が選出された。チームコーチを同校の安藤希沙顧問が務める。さらに、8月23日から茨城県で開催される「第25回日韓中ジュニア交流競技会」に出場する、選抜チームの日本代表として、須田選手、金城ありさ選手(3年)が選ばれた。