「一食を捧げる運動」啓発――心をつなぐ思いを届ける

実施概要

  • 「ドリーム・ギフト」とは
    子どもたちの、子どもたちによる、子どもたちのための「一食を捧げる運動」として、今年度から「ドリーム・ギフト」がスタートしました。世界の紛争下で苦しむ子どもたちに心を寄せて一食運動を実践し、必要としているものを現地で購入。幸せを祈って書いた手紙を添えて、ギフトとして届けます。厳しい状況に生きる子どもたちが、人とのつながりを感じ、喜びや希望を持つ一助となることを目指す、心の交流を大切にしたプログラムとなっています。

  • 世界の子どもたち
    現在も、パレスチナ自治区ガザ、ウクライナ、アフガニスタンなど、さまざまな国や地域で紛争が起きています。政治的な考え方の違いや、人種・宗教の違いを利用して、国と国の間、または同じ国の中で争いが起こることもあります。紛争によって住む家が壊され、家族を失い、心に傷を負った子どもたちが、世界には今、4億人もいます。子どもの5人に1人が紛争に巻き込まれ、怖く、悲しい思いをしているのです。

  • 今年はウクライナへ
    2022年2月に始まったロシア軍のウクライナ侵攻によって、ウクライナでは多くの人が家を追われ、命を守るために国内の安全な場所や、国外に避難しました。大切なものを失い、悲しみや不安に心を痛め、水や食べ物、洋服、衣料品、文房具など、生活必需品が足りず、支援を必要としている子どもが630万人以上います。特に戦闘の激しい地域では、多くの子どもが幼稚園や学校に通えず、病院にかかることもできない状態です。今年は、そんな不自由な生活を強いられているウクライナの子どもたちに、「ドリーム・ギフト」をおくります。今一番必要としているものと心のつながりを届けます。

◎取り組みの流れ◎

「ドリーム・ギフト」は個人でも、教会単位でも取り組むことができます。

【3月 ギフトのおくり先について学ぶ】
一食運動ウェブサイトの「ドリーム・ギフト」ページに、概要や現地の状況に関する情報が公開されています。事前学習会や、家庭でギフトのおくり先や一食運動についての学習にお役立てください。

【4~8月 一食運動にチャレンジ】
現地の子どもたちのことを思い、一食運動を実践します。例:毎月お小遣いの中から、できる範囲で募金する。毎月2回おやつを我慢して募金する。

【8月 手紙の作成】
ウクライナの子どもたちが笑顔になるように、ウクライナ語で書くなどアイデアいっぱいの手紙を作成してください。家族に手伝ってもらいながら、「ドリーム・ギフト」ページにあるウクライナ語の例文や翻訳サイトなどを活用してください。

【8~9月 手紙と募金をおくる】
手紙は立正佼成会本部に送付してください。募金は、銀行またはアプリから送金してください。

◆銀行口座
金融機関名:みずほ銀行 中野支店
口座名義:立正佼成会 ドリーム・ギフト
口座番号:3064046
◆スマホアプリ
「J-coin pay」アプリから「支払う」を選択しQRコード決済
◆手紙の送り先
〒166-0012 東京都杉並区和田2-11-1
立正佼成会「ドリーム・ギフト」宛
◆締め切り:2024年9月20日(金)

【翌年 返事の受け取り】
ギフトを受け取った子どもたちからの手紙は、翌年、一食運動ウェブサイトの「ドリーム・ギフト」ページで紹介します。教会単位で申し込んだ場合は、教会に届ける予定です。

【教会単位での申し込み】
ウェブサイト「Kitai」(旧・習学ガイド)にログイン登録後、サイト内メインメニューの「学ぶ・参加する」から「教育一覧表」を選択。その中の「ドリーム・ギフト」から申し込みます。
※個人で参加する場合は申し込みの必要はありません

【次ページ:在日ウクライナ大使館 支援物資コーディネーターのコメント】