教皇が安倍晋三元首相に心からの哀悼の意を表明(海外通信・バチカン支局)
バチカン記者室は7月9日、「銃撃を受けて亡くなった安倍晋三元首相とその家族、友人、日本国民に対して、心からの哀悼の意を表明する」と記した、ローマ教皇フランシスコの弔電を公表した。弔電は、バチカン国務長官のピエトロ・パロリン枢機卿名で駐日バチカン大使に宛てて送られた。
この中で教皇は、「この無意味な行為の後、日本社会が自身の歴史的課題として追求してきた、平和と非暴力への努力をさらに強化していくように祈る」と明かした。
(宮平宏・本紙バチカン支局長)