花巻、長野中央、北広島、藤枝、福知山、泉州の6教会で周年記念式典

藤枝教会

立正佼成会藤枝教会は4月3日、『おかげさまで30周年 つながる笑顔 ひろげよう未来へ!』をテーマに、教会道場で発足30周年記念式典を開催した。

渡邊佳代子教会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。功労者表彰、教会の歩みを紹介する映像作品の上映の後、男性会員(72)が体験説法。男性会員は、しつけの厳しい父親を恨んでいたが、サンガとの触れ合いを通じ、「自らの命は親に頂いた尊い命」と気づいて感謝できた体験を発表した。

講話に立った秀島康郎参務は、他者が救われるように尽くすことが本会の教えの大きな特長であると強調。「自分の言い分や立場、利益などを脇に置き、人に施すことで人生が豊かになる」と述べた。

なお、式典の模様は収録され、16日から3日間、教会道場で上映される。

福知山教会

立正佼成会福知山教会は、『「喜跡(きせき)のあしあと」~つながる つながる あなたのおかげで今がある~』をテーマに4月3日、教会道場で発足30周年記念式典を開催した。式典の様子はライブ配信された。

当日は中野惠津子教会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。教会の歴史を紹介する映像作品の配信後、女性会員(75)が体験説法を行った。教えに基づく正しい生き方をしていると思うあまり、人間関係では相手を責めることも多かったが、仏性を自覚する大切さを学び、自分の中にある「人の役に立ちたい、仲良くしたい」という心を見つめられた体験を発表。人の幸せを願う、温かな触れ合いを誓った。

録画映像による講話では酒井教雄元理事長が、教団創立の精神をかみしめ、「法華経に示された人間の生き方」を歩む大切さを示した。

泉州教会

立正佼成会泉州教会では、『withサンガ~つなげようありがとうの心』をテーマに行われた発足30周年記念式典の映像(事前収録)を、4月3日午前9時から会員たちが各家庭でDVDを使って一斉視聴した。

式典では読経供養が行われ、導師をつとめた河南有紀教会長が庭野日鑛会長の啓白文を奏上した。次いで支部会計の女性会員(64)が体験説法。大病を患った息子を案じ、家族が心を一つにして日々読経供養を続ける中で、いのちの尊さをかみしめた体験を発表した。今後も家族で病気と向き合う息子を支えるとともに、サンガのつながりを大切にして精進し、布教に励みたいと語った。

録画映像による講話の中で東靖憲西日本教区長は、世の中に当たり前のことは何もないとした上で、いのちある有り難さを胸に「家庭や地域で菩薩行に励みましょう」と述べた。