花巻、長野中央、北広島、藤枝、福知山、泉州の6教会で周年記念式典

花巻教会

立正佼成会花巻教会では4月1日、教会道場で発足30周年記念式典が行われた。式典の様子は会員にライブ配信された。

当日は、導きの親子を含む、親子3代の奉献の儀の映像(事前収録)が配信された。林成佳教会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。

続いて、主任(59)が体験説法。長年、両親と良い関係を築けずにいたが、サンガ(教えの仲間)や家族との触れ合いを通して、自分に対する親の愛情や、皆と仲良くしたいという自分本来の願いに気づいた体験を語った。その上で、佼成会の信仰を次世代につなぎ、多くの人の支えになりたいと誓願した。

この後、岩間由記子東日本教区長が講話。庭野会長の著書の一節を紹介しながら、感謝のできる人間、人に喜びを与える人間になることが幸せにつながると述べた。

長野中央教会

立正佼成会長野中央教会は、『~ありがとうの感謝をこめて~「つながろう つなげよう 未来に向かって」』をテーマに4月1日、教会道場で発足30周年記念式典を開催した。当日の様子は動画共有サイトを通じて会員に配信された。

式典では、瀬川友理教会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。功労者表彰の後、『30年の歩み』と題した映像作品が配信され、この中で歴代教会長の「お祝いのメッセージ」が披露された。

3日には、今年の周年記念行事について瀬川教会長と各取り組みの担当者が語り合うトークショーが行われ、会員にライブ配信された。この中で、生誕地道場への参拝、御開帳を迎えた善光寺への参拝、子ども食堂を通じた食料配布など五つの活動内容と、込められた願いが紹介された。

北広島教会

立正佼成会北広島教会は4月1日、教会道場で発足30周年記念式典を開催した。式典の模様は会員にライブ配信された。

当日は、堀越秀和教会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。功労者表彰の後、会員3人が「感謝の発表」を行った。この中で、男性会員(44)は交通事故で重傷を負い、人生の目標を失ったが、サンガに支えられて教えを学ぶ中で、過去への執着が苦しみを大きくしていると気づき、人生を好転させることができた喜びを語った。

講話に立った中村記子習学部部長は、諸行無常、諸法無我の教えに言及。コロナ禍による変化を拒むのではなく、「即是道場(そくぜどうじょう)」の心で身近な人と法縁を結び、今の状況に合った調和の形を目指すことが大切と述べた。

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