鹿沼教会 子ども食堂に米300キロを寄贈 できることから支え合い
立正佼成会鹿沼教会は8月17日、栃木・鹿沼市社会福祉協議会のフードバンク事業を通し、経済的に厳しい家庭の子供たちを支援する「子ども食堂ネットワークかぬま」(複数団体により構成)に計300キロの米を寄贈した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で「子ども食堂」に食材の寄付が集まりづらい状況を知り、日頃交流のある同協議会に協力を申し出たもの。農業を営む会員らから教会に寄せられた「奉納米」を地域のため、苦しい生活を送る人のために役立ててもらいたいとの願いからだ。同教会の米の提供は、9月25日発行の「かぬま社協だより」にも掲載された。
寄贈された米は弁当用に炊かれ、八つの子ども食堂を通して子供たちに届けられた。
取り組みを進めた渉外部長(77)は、「会員の皆さんの思いが詰まったお米で地域の方々に喜んで頂けたことが有り難い。今後も、自分たちにできることで社会貢献に精いっぱい取り組みたい」と話した。