【函館教会】 教会発足60周年記念式典
立正佼成会函館教会は10月13日、教会道場で教会発足60周年記念式典を開催し、580人が参集した。
花や灯明などを供える奉献の儀、読経供養に続き、支部長(67)が体験説法。サンガ(教えの仲間)の関わりによって、それまで不満を抱えていた夫との関係を見つめ直した体験を披歴した。夫の病と死を通して「無常」の教えをかみしめ、全ては自分を成長させる出来事だったと気づいたこと、支部長としてサンガと触れ合い、共に喜び合えることへの感謝を語り、一層の精進を誓った。
講話に立った阿部記代子布教相談役は、「尊く有り難いご法と、お役を通して自分を磨き、善いことを繰り返すことで、心の奥底にある仏性が開くのです」と語った。松緑神道大和山函館教区長の佐藤慶司師による来賓祝辞に続き、少年・学生部員8人がそれぞれの夢を発表した。