中村常務理事が日蓮宗総本山・身延山久遠寺を訪問

立正佼成会の中村憲一郎常務理事は8月18日、庭野日鑛会長の名代として山梨・身延町にある日蓮宗総本山・身延山久遠寺を訪れ、内野日総法主と懇談した。翌日に波木井山円実寺で行われる「第七百三十七回波木井山川施餓鬼法要」のあいさつに訪れたもの。久遠寺の浜島典彦副総務、本会の熊野隆規時務部部長が同席した。

水鳴楼で行われた懇談では冒頭、庭野会長が第10回世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)世界大会に参加するため、ドイツを訪れていることを中村常務理事が報告した。

この後、当日に同寺の仏殿で営まれた戦没者英霊施餓鬼法要が話題に上った。内野法主は、戦時中、学徒出陣で学校の先輩を多く送り出したことや、終戦間近に召集を受け従軍した体験を振り返り、「今は兵役がなく平和な時代です」と述べた。

一方で、日韓関係をはじめ昨今の国際情勢に懸念を示し、宗教者が率先して平和を訴えていく必要性を強調した。

また内野法主が、鰍沢教会をはじめ日頃の本会の支援に謝意を表したのに対し、中村常務理事は、「今後も精いっぱいの応援をさせて頂きます」と話した。