【唐津教会】 教会発足60周年記念式典
7月7日、立正佼成会唐津教会は教会道場で教会発足60周年記念式典を厳修し、769人が参加した。式典では、青年女子部員20人による、花や灯明などを供える奉献の儀、読経供養に続き、功労者に感謝状が贈呈された。
体験説法に立った男性会員(53)は、農業を継がされて望む職に就けずに、父親を責めてきたが、交通事故を機に教会に通い始めたことを披歴。手どり先での触れ合いを通して、自身の思いに執着し、人に寄り添えない自分を見つめ直した体験を発表した。
この後、尼僧で落語家の露の団姫(まるこ)氏がさまざまな菩薩や如来が登場する創作落語を披露。それぞれの役割に触れ、「人間が自分一人で何でもできへんのは当たり前。人に助けてもろうて、自分の役割を頑張ったらええのです」と語った。次いで少年部員30人が「妙法蓮華経陀羅尼(だらに)品」を読誦(どくじゅ)した。