蓮が開花の時期を迎えた。大聖堂（東京・杉並区）１階庭園広場にある蓮池では、薄桃、純白の花が、参拝者の目を楽しませている。７月４日朝には「観蓮会」が催され、庭野日鑛会長、川端健之理事長はじめ、「開祖さまご命日」式典に参加する会員、立正佼成会職員ら約８００人が集った。

大聖堂１階ロビーでのセレモニーで法話に立った庭野会長は、地球には数多くの生物がいるが、感謝ができるのは人間だけであると強調。「三法印」や「縁起の法」で示されている通り、全ての物事は関わり合って存在しており、人間は、人だけでなく物にも「ありがとう」と大いに感謝することで幸せになれると述べた。

この後、庭野会長は庭園広場を巡り、蓮の花を観賞した。