【ハワイ教会】 教会発足60周年記念式典
3月31日、立正佼成会のハワイ教会が発足60周年記念式典を教会道場で厳修し、会員約180人が参加した。
式典では、青年女子部員による奉献の儀、読経供養に続き、壮年部長(65)が体験説法に立った。壮年部長は、信仰によって自らの生き方を省み、ご法の実践に努めてきたが、一昨年に妻の病が発覚し、妻を失う恐怖にとらわれたと心情を披歴。苦を見つめる中で家族が結束し、最期まで感謝の心で生きた妻の姿から、苦を受け入れ、教えに沿って生きる大切さを学んだと語った。
講話に立った川端健之理事長は、庭野日敬開祖の本会創立の願いに触れ、「法華経に示された人間の生き方」の核心は、全ての現象を神仏のはからいと心から信受することと説明。教えに導いてくれた人への報恩を胸に、布教伝道に邁進(まいしん)する重要性を強調した。