松緑神道大和山が立教百年祭 本会の庭野会長が直会で祝辞

立教百年祭の祭儀の部では、諸宗教者による玉串奉奠が行われた

松緑神道大和山(田澤清喜教主、本部=青森県東津軽郡平内町)の「立教百年祭」が6月9日、教団本部の神集閣大ホールで開催された。信徒1150人と来賓32人が参加。立正佼成会から庭野日鑛会長、川端健之理事長が出席した。

当日の記念式典は、「祭儀の部」「直会の部」の二部構成で行われ、「祭儀の部」では、修祓、招神の儀、献饌が執り行われた後、参集者で聖歌『祈りの歌』を奉唱。立教百年祭の祭文・祝詞奏上に続き、祭主の田澤教主が玉串を奉奠(ほうてん)した。

「ご垂教」に立ち、あいさつを述べる田澤教主

諸宗教者による玉串の奉奠に続き、「ご垂教」に立った田澤清喜教主は、同教団の立教百年について「百年の歩みは信者一人ひとりの歩みが形となってあらわれたもの。大和山の信仰は、生活の中に活かす教えであります」と強調し、「全ての物事を善意、プラスとして受けとめ感謝を見つける修行が、神さまが私たちに望まれている道」と述べた。さらに、神と人とが共に生きて物事を成していくことを意味する、田澤清四郎教祖が教示した『神人和成(しんじんわせばなる)』という言葉を紹介しながら、「世界平和の実現に向けて、与えられた生命を輝かせてまいりましょう」とあいさつを結んだ。

屋外の特設会場で催された「直会の部」では、森川宏映第二百五十七世天台座主の名代として叡南覚範・毘沙門堂門跡門主、庭野会長の2人が祝辞に立った。

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