気候変動の解決目指し WCRP/RfP日本委が植樹祭
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会気候変動タスクフォースによる「第1回植樹祭」が2月25日、埼玉・所沢市内の狭山丘陵で開催された。立正佼成会の会員を含む加盟教団の信徒ら約130人が参加した。
2014年、韓国・仁川(インチョン)で行われた第8回ACRP(アジア宗教者平和会議)大会で、地球温暖化対策として、各国委員会が「毎年1本の木を植える環境プログラムを立ち上げる」ことが提唱された。
これを受け、同タスクフォースは昨年、植樹に取り組み、次世代を担う青少年の環境に対する意識を高めるため、「いのちの森づくりプロジェクト」を発足させた。「堀口天満天神社周辺緑地を守る会」と協定を結び、映画「となりのトトロ」の舞台となった所沢市内の土地約1万平方メートルを借り受け、活動がスタート。さまざまな動植物がいのちを育むことができる森になるよう願いを込め、同地は「WCRPいのちの森」と名づけられた。これまで約1年にわたって除草作業や伐採した竹の処分などの土地整備に取り組んできた。
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