WCRP/RfP「第3回東京平和円卓会議」 戦争を超え 赦しと和解を目指す(動画あり)
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際委員会と同日本委員会、国連文明の同盟(UNAOC)の共催による「『戦争を超え、和解へ』諸宗教平和円卓会議」の第3回東京平和円卓会議が7月1日から3日まで、東京都港区の東京プリンスホテルで開催された。世界15の国と地域から約120人が参加した(オンラインを含む)。同会議では、紛争地域の宗教指導者たちが集って対話し、紛争の即時停戦を訴えるとともに、和解や平和構築に向けた具体的な行動を模索した。立正佼成会から、WCRP/RfP国際共同議長を務める庭野光祥次代会長、同日本委評議員の熊野隆規理事長らが出席した。
「盂蘭盆会」 庭野会長が法話 親子の縁の深さ、貴さ説く(動画あり)
時折激しく降る雨が凜(りん)とした朝顔を打つ7月15日、先祖の御霊(みたま)を迎え、真心からの回向供養を捧げる「盂蘭盆会(うらぼんえ)」が大聖堂および全国各教会で厳修された。大聖堂には約1400人が参集。中野教会の会員(84)は「主人が新盆なので」と、合羽(かっぱ)を着て、シルバーカーを押しながら参拝した。
学林四科合同のつどい ユダヤ教との対話
世界の宗教指導者との対話を通して、学林の使命である「実践的仏教」「宗教協力」への認識を深めることを目的に、6月22日、「学林四科合同のつどい」がオンラインで開催された。今年のテーマは『世界宗教―ユダヤ教との対話』。正統派ユダヤ教徒としてラテンアメリカ全土の宗教対話・協力をリードし、紛争や環境問題などの課題解決に取り組むエリアス・シュチトニスキ師が講義に立った。
仏教伝道協会フィールドスタディ 仏教を学ぶ米国の学生らが本会を訪問
日本仏教はこれまで、米国での仏教研究の中で重要な役割を果たしてきた。一方で、近年は中国やチベット仏教への関心が高まっており、約20年前から日本仏教の学術的研究が減少している。
WCRP/RfP日本委「第52会理事会」「第30回評議員会」を開催
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「第52回理事会」が6月9日、京都府亀岡市の大本本部みろく会館で、また、「第30回評議員会」が同26日、京都市の京都新阪急ホテルでそれぞれ開催された。
中央学術研究所が『大乗仏典思想叢書』第10号、第11号を発刊 仏典の理解深め仏教思想研究発展に寄与
中央学術研究所はこのほど、『妙法蓮華経』の原典(底本)研究に資するPhilosophica Mahāyāna Buddhica Monograph Series『大乗仏典思想叢書(そうしょ)』の第10号『初期仏典と初期大乗仏典―並行・類似詩脚索引―』および、第11号『梵文(ぼんぶん)法華経「ケルン・南條校訂本」ローマ字本・脚注補完第4分冊』の2点を発刊した。第10号は、同研究所学術研究室の西康友主幹と黛千洋特別研究員が共同で、第11号は西主幹が編纂(へんさん)した。
一食とJIM-NETによるオンライン事業報告会 長谷部貴俊氏が講演
イラクには、二度にわたる戦争で使用された劣化ウラン弾の影響とみられる小児がんに苦しむ子どもが多くいる。本会一食平和基金は、そうした小児がん患者に適切な医療サービスなどを提供する特定非営利活動法人JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)の活動を支援している。6月25日、『「イラク・バスラにおける、小児がん・白血病患者支援」報告』と題して、「オンライン事業報告会」が、一食平和基金とJIM-NETの共催で行われた。これは、3月に開かれた、パレスチナ・ガザ地区での人道支援に関する報告会(既報)に続く2回目の開催。当日は、JIM-NET海外事業担当の長谷部貴俊氏が、支援の現状や活動に込めた願いを語った。
一食平和基金 パレスチナ・ガザ地区の人道危機に緊急拠出 300万円
本会一食(いちじき)平和基金運営委員会(委員長=齊藤佳佑教務部長)はこのほど、パレスチナ・ガザ地区での大規模紛争による人道危機に対し、300万円の緊急支援を発表した。拠出金は、同地区で救援活動を展開する認定NPO法人日本国際ボランティアセンター(JVC)に寄託された。