大聖堂で「成道会」 人々の心の平安願い、仏道を歩む決意新たに 庭野会長が法話(動画あり)
仏教三大行事の一つであり、釈尊が悟りを開いた意義をかみしめ、報恩感謝の心で菩薩行実践の決意を新たにする「成道会」が12月8日、大聖堂はじめ各教会で挙行された。大聖堂には会員約1300人が参集。式典の模様は動画共有サイトを通してライブ配信(会員限定)された。
スペインの歴史が生んだ諸宗教対話指導者の逝去――アユソ枢機卿(海外通信・バチカン支局)
スペインの歴史が生んだ諸宗教対話指導者の逝去――アユソ枢機卿
11月25日に逝去したバチカン諸宗教対話省長官のミゲル・アンヘル・アユソ・ギクソット枢機卿は、ローマ教皇フランシスコのほとんどの国際旅行に同行し、特に、キリスト教徒が少数派の諸国への訪問を「友愛の旅」と呼んでいた。枢機卿に任命されて1カ月後の2019年11月には、教皇の来日にも随行した。だが、23年の教皇のモンゴル訪問に随行した後、体調を崩し、ローマ市内のカトリック総合病院への入院と手術を繰り返していた。そして先月、同病院で危篤状態に陥り、天に召された。72歳だった。
「韓国の民主主義を擁護するキリスト教、仏教と世界教会協議会」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)
韓国の民主主義を擁護するキリスト教、仏教と世界教会協議会
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は12月3日、「非常戒厳」を宣布し、6時間後にそれを解除した。その理解困難な大統領決断が生み出した政治混乱に憂慮する韓国教会協議会(NCCK)は4日、「1987年に始まった韓国の民主化以来、韓国国民は民主主義に対する信頼を構築してきたが、尹大統領はそれを裏切った。彼の行為は、韓国社会を深い暗闇へ引きずり込もうとする試みであり、われわれの(民主化へ向けての)努力を台無しにするものでもある」との声明文を公表した。
内藤麻里子の文芸観察(63)
暗号通貨やプログラミングのC++言語など、デジタル世界のテクノロジーに関して知識を持ち合わせていない。それなのに読まされてしまうのが、宮内悠介さんの『暗号の子』(文藝春秋)だ。テクノロジーというギミックを使って、現代という時代を描き出す。