バチカンから見た世界(136) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

紛争が絶えないミャンマーよ、どこへ行く

1948年にビルマ連邦として英国領から独立したミャンマー。しかし、その前年には独立運動の指導者であったアウンサン将軍が暗殺され、独立直後には、少数民族のカチン族が分離独立運動を展開し、アウンサン将軍を総書記として結成された共産党が政権を離脱した。

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