庭野会長 北京市内の広済寺にある中国佛教協会を訪問 学誠法師と懇談
「第1回日中宗教指導者交流」参加のために北京入りした庭野日鑛会長は8月25日、同市内の広済寺に参拝、境内にある中国佛教協会を訪問した。同寺では、学誠法師(中国佛教協会会長)、演覚法師(同副会長、広済寺住職)に笑顔で迎えられ、懇談の席に臨んだ。
学誠法師は、立正佼成会と中国佛教協会のこれまでの親密な友好交流に触れ、特に同協会会長を務めた趙樸初師と庭野日敬開祖の親交が、今日の友好の礎となっていると語った。また、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)やアジア宗教者平和会議(ACRP)といった宗教協力運動を通して、日中の宗教者の関係がさらに深くなっていると述べ、「今年は中日国交正常化45周年、趙撲初師の生誕110年にあたり、記念すべき年に庭野先生をお迎えすることができ感激です」とあいさつを結んだ。
庭野会長は10年ぶりの訪中、同寺参拝に感慨を表しながら、今年5月に東京で開催された日中友好宗教者懇話会創立50周年記念式典以来の学誠法師との対面を喜んだ。
また、庭野会長は前日の24日、北京市内のホテルで、中国中央テレビが制作を進めている趙撲初師の顕彰記録番組のためのインタビュー収録に応じた。