菊地枢機卿親任祝賀ミサに和田総務部長が参列

「親任祝賀ミサ」で説教する菊地枢機卿

カトリック教会の枢機卿に菊地功・カトリック東京大司教区大司教が任命された。日本人としては7人目。昨年12月21日、菊地枢機卿の「親任祝賀ミサ」が東京・文京区の東京カテドラル聖マリア大聖堂で行われ、信徒ら約550人が参加した。立正佼成会から、庭野日鑛会長の名代として和田惠久巳総務部長が参列。世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会から篠原祥哲事務局長が出席した。

当日の様子(クリックして動画再生)

菊地枢機卿は、1958年に岩手県で生まれた。長年にわたり、アフリカでの宣教活動や日本のカトリック教会による救援組織カリタスジャパンを通した支援活動に従事。昨年には、カトリック教会救援組織の世界的な連合体である国際カリタスの総裁に就任した。諸宗教対話・協力にも尽力し、現在はWCRP/RfP日本委で評議員を務める。

当日は、ローマ教皇フランシスコの親任状が読み上げられた後、菊地枢機卿が説教。教皇が目指す「神の愛といつくしみを具体的に示しながらともに歩む教会」の実現に向け、多くの人々の祈りと励ましの言葉に感謝し、自身に与えられた役割を精いっぱい果たしていきたいと述べた。